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私を知らないで (集英社文庫)
白河 三兎『私を知らないで』
ネットでの評価が高く、よく「傑作」という言葉で形容されていたので、ずっと気になっていた作品。
この本を探しに行ったわけではなかったのだが、何か本を読みたいと思って本屋に立ち寄ったら、特に目立つ置き方をしていたわけでもないのに真っ先に視界に飛び込んできたので、なんとなく縁を感じて購入。

【作品紹介】
中2の夏の終わり、転校生の「僕」は不思議な少女と出会った。
誰よりも美しい彼女は、なぜか「キヨコ」と呼ばれてクラス中から無視されている。
「僕」はキヨコの存在が気になり、あとを尾行するが…。

少年時代のひたむきな想いと、ままならない「僕」の現在。
そして、向日葵のように強くしなやかな少女が、心に抱えた秘密とはーーー。

メフィスト賞受賞の著者による書き下ろし。
心に刺さる、青春の物語。



読み終わってから知ったけど、メフィスト賞作家の作品だったのか。

私は《どこか冷めた主人公》ってのは好きだし、《謎めいた美しいクラスメイトの女の子》っていうのも大好きなので、設定は大好物なんだけど、なんだかプロットがある小説という印象だった。
「登場人物が勝手に動くんです」と言う作家はいるけれど、この作品は、予定通りに登場人物が動かされているという感じ。
ところどころわかりにくい文章が見受けられたり、登場人物が生きてない気がした。

私の読んでる時の状況もあるのかもしれないし、説明口調だったせいかもしれないけど、
メフィスト作家にしては感情的じゃないよね。←偏見
展開も読めるし。

でも読ませる文章ではあって、一気に読んだ。
厳しめに書いてるので誤解されると困るのだけど、この小説は面白かったです。とにかく一気に読めるし。
メフィスト作品にあるような、《中毒性》みたいなものは、この作品も持っていると思う。
設定も、プロットも好き。

ただ、作品全体として好きか嫌いかと言われると、期待に反して特にハマるというわけでも、オススメしたくなるというわけでもなくて、何でこの小説がここまで評価を得ているのか、申し訳ないけどちょっとよくわからなかった。
余談だけど、AKB48の小島陽菜もオススメしてるみたいなので、そちらから興味を持つ人もいるのかもしれないですね。

解説は小学校の先生の国語の授業みたいな感じだった(´-ω-`)w




きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス)
西尾 維新『きみとぼくが壊した世界』
【作品紹介】
奇妙な相談を受け、シャーロック・ホームズが愛した街・ロンドンへと誘われた病院坂黒猫と櫃内様刻。
次々と巻き起こる事件の謎解き合戦が始まった!
これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための本格ミステリ!



世界シリーズの三作目。

ドンデン、ドンデン、ドンデン、ドンデン、シュルンって感じだった。←
やたらと読むのに時間が掛かってしまったぜ。

夢オチというか、今まで一生懸命読んだのを無(完全な無ではないけど)に返されまくる感じが、読んでて途中で嫌になっちゃった。
事件自体は大したものじゃないんだけど、作っては壊し作っては壊す感じが、買ったばかりのルービックキューブで遊んでるみたいな。
西尾維新の蛇足作品って感じ。




4TEEN
石田 衣良『4TEEN』
【内容紹介】
第129回(平成15年度上半期) 直木賞受賞

銀座から地下鉄で10分、木造の長屋ともんじゃ焼きとスカイラインを切り取る超高層マンションが調和して共存する町・月島。
この町で僕たちは恋をし、傷つき、死と出会い、いたわり合い、そして大人になっていく…。
 180センチ、100キロの巨漢、ダイ。
 ウェルナー症候群という難病のナオト。
 勉強が得意なジュン。
 かっこいいことを言ってもどこかイケてない、テツロー。
14歳の中学生4人組が1年間に出会った8つの瑞々しい物語。



石田衣良さんは「リバース」を読んで、IWGPをドラマで観たけど、
どちらも「途中までものすごく面白いのに、ご都合主義で終わらせるんやなあ…」という印象だった。

今作は直木賞受賞作。
四人の少年の物語であるが、主人公テツロー目線で楽しく読めた。
相変わらず読みやすい。

他人の問題は客観視できるけど、自分のことはわからないというか、
テツロー目線だから彼自身がどんな魅力を持つ人物なのかわからなかった(本人は「自分は平凡で普通」という認識だが果たして?)。
誰しもそんなもんかねえ。

しかし皆、14とか16とか、それぞれイメージがある年代よなあ…
とか思いながら読んでいたが、本当に『6TEEN』も出ているらしい。もういいよ(笑)

最終章の書き下ろし、まとめ的な部分になると、
小説で教訓ぽい説教じみたことでまとめられるの苦手な私は「キタキタ」と思ってしまったけど、
別に悪いこと言ってるわけじゃない。
ただ私が苦手なだけ。 教訓を求めるな!

個人的に今まで持ってた石田衣良さんの悪いイメージは払拭出来つつあった作品だった。
ただ、これまで自分が、大きい賞を受賞した作品を ことごとく読んでこなかった人間なので、
「へえ、こういうのが直木賞取るのか」とか思いながら読んでしまいましたてへぺろ☆(・ω<)

それに、やたらと実在する店舗名やブランド名なんかをバッチリ書くのは、
想像上の創作とはいえ、リアル感を演出して、読者に、物語をより身近なものとして捉えてもらえるためなのかな。スポンサーとかじゃないよね。
それとも、他の著作との関連アピールなのか。

あと、全然関係ないんだけど、
友達の名前、小野大輔ってwwwwwwwwww
別にいいんだけど気になったwwwwwwwwwwwww
しかもデブキャラだったから笑えたm9(^Д^)プギャー!


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チャーリーとチョコレート工場 [DVD]
チャーリーとチョコレート工場

ウィリー・ウォンカ製のお菓子は世界中で大人気。その工場の中は完全非公開だが、ある日ウォンカは「チョコレートの中に5枚だけ金色のチケットを同封し、それを引き当てた子供は家族を一人同伴で工場を見学する権利を与える」と告知を出した。
貧しい家の子チャーリーを含む5人の少年少女達はウォンカの工場へ招かれるが…





ウンパ・ルンパ!

今更ながら初めて見たけど、思ってたのと違った。
もっとファンシーな映画だと思ってたら、割とバイオレンス!(^ω^三^ω^)

欲にまみれた子供ばっかり出てきて、その子たちに対する制裁が割とえげつない。
その後彼らはどうなったんだよ!
飴伸ばしされた子がどうなったのか一番気になるわ(^ω^三^ω^)ww

家族の大切さを伝える映画にしては、そこまで伝わってこない…。
演出を楽しむ映画なのかな?

あと、あんな事したら老人の心臓縮んじゃうよ、とちょっと心配になったw(^ω^三^ω^)

リスは文句無しに可愛い。


全体的に見てセットや役者陣、演出は素晴らしいから
ミュージカルを見るような気持ちで、
雰囲気を楽しむ映像作品と思うと楽しめると思う(^ω^三^ω^)


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やふーん!₍₍⁽⁽(ી( ՞ةڼ◔ )ʃ)₎₎⁾⁾

皆さま、お久しぶりです。chipuです。
考えごとしてたのでメモ書き〜



---------------

「告白」というのは、日本特有のものである、と聞いた。
欧米では、お互い気になったらデートをして、体を重ねて、そうしてお互いを知って付き合うというのが一般的らしい。
とにかく、気になったらまずデート!
向こうの人たちからしたら、日本はまだよく相手を知らない内に、告白して、付き合って。それって変じゃない? という感覚らしい。ちょっとわかる。
私も、好きな人には「好きー」って、だらだら言っちゃう人間なので、あんまりちゃんとした、所謂「告白」めいたものは、したことがない。
まあこの“欧米文化”というのも、ひとから聞いた話なので、真相はわからないけれど。



先日、高校時代の友達と半年ぶりに会い、食事をした。
私たちは食べるのが大好きなので、美味しいものを食べて、飲んで、あー幸せって言いながら、お腹を膨らませる。
気兼ねなく食べられるって幸せ。


久しぶりに会ったにも関わらず、そんなに久しぶりな感じがしなかったのは、不思議な感じだった。
話していたら、イタリア人と恋愛している共通の友人の話題に。

他人の恋愛の話をぺらぺら喋る趣味は私にはないのだけど、たまたまお互い知っている話だったので、話題に上った。
私たちの友人は、両思いなのに、彼から「待った」をかけられて、足踏み最中らしい。
別に他の人とお付き合いしてるわけでもないみたいなのに、何を待たせるの? というのが私の意見。
「大事にしてる」なら、早く捕まえてくれないと、どこかに行っちゃうよー、と思っちゃう。多少強引な方が、嬉しかったりすることもあるのに。
まあ二人のことだし、詳しい状況は知らないけどさ。

でも、イタリア人って、もっと情熱的で手が早い人種だと思ってた、と二人で笑った。
テレビに出てくるイタリア人なんかは軟派で、すぐ女を口説いて、「口説かないと失礼にあたる」とか言ってる。
彼は、イメージするイタリア人と余りにかけ離れてて、「日本人みたいだな」「そんなイタリア人もいるのね」っていうのが素直な感想。

でも、人によって違うのは当たり前の話だし、
もしかしたらお互い、それぞれのお国柄の文化を考えて合わせてるつもりが、誤ったイメージ持ってたり、合わせようとしすぎて食い違ったりする可能性もあるよね、と。
「彼女は、サムライの国ニッポンの生まれだ!」とか、彼が思って自制しているのだとしたら、微笑ましい。
「いくら言葉が通じても、ニュアンスって伝えるの難しいじゃん」って友達の言葉に、はっとした。

日本人同士だって、同じ言語を介してるのに、話伝わらないなーなんてこと、たくさんある。
ましてや、海外の人相手なら尚更だよな、なんて。そもそもの環境や、感覚がまったく違うんだもん。



最近、テレビでも告白特集の番組をやたらと放送してるし、告白される側はどこからOKするもんなんだろうと以前から疑問に思っているもので、
ひとの恋愛の形は様々だなあなんて、久しぶりにお友達と話しながら、思ったりしたのでした=͟͟͞͞( `◟ 、)笑

私は、好きになったらすぐ「好き!」って、バーっと色気もなしに突っ込んでいくタイプなので、だめなのかも(笑)
モテる女性は、思わせぶりな態度取って、取って、取りまくって、吟味して計算しまくって、最終的にいい男をモノにするよね。
私は、そういうの苦手だし、きらーい(笑)


直感と本能に従って、
自分の感じたことをそのままキャッチして表現できる人になりたいもん。
それって、結構難しいことなんだよ。


私はやっぱり、体の奥の深いところでとろとろするみたいな、あったかくて、熱くて、溶けちゃいそうな、気持ちいい、赤い果実のような、濃厚で甘美で、そういうどろろーんとした、ぺろぺろした関係が好きな甘ちゃんなんだなーって、再度自覚。
お互いに好きなら食べちゃえばいいじゃない。
「待て」されるなら、そのあとじっくり美味しいもの食べさせてほしいよね。わんわん。


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chipu
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誕生日:
1990/03/27
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趣味:
アニメ/読書/ニコ動
自己紹介:
基本的にぐだぐだ。NY在住。
ピアノと英語を勉強中。

興味:瀬戸康史(D☆DATE)、下野紘、日本史、文房具、セクシュアル・マイノリティ、ドラマ、アニメ、声優、映画、読書

音楽:EGOIST、Aimer、尾崎豊、倉橋ヨエコ、GRANRODEO、椎名林檎、supercell、tacica、東京事変、BUMP OF CHICKEN、plenty、ボーカロイド、Mr.Children etc... (五十音順)
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